2.複数環境の設定
ナレッジベース・バージョン・環境の関係は前回の記事で理解頂けたと思います。GeneXusではマルチプラットフォーム対応というのが一つの大きな売りになっていますが、これは以下の様に開発対象となるGeneXusオブジェクトとジェネレートする環境が完全に分かれているため実現可能になっています。
例えば新しいDBMSが主流になってきた時は、そのDBMS用のジェネレータをGeneXus SA社が開発し製品に追加します。GeneXus開発者はそのジェネレータを選択した環境を新たに追加し、ビルドするだけで全く新しいプラットフォームで動作するDBとプログラムを手に入れることが出来ます。
最近ではGeneXus以外にもジェネレータツールやマルチプラットフォーム対応の開発ツールが出てきていますが、このレベルで対応出来ているのはGeneXusだけだと思います。
そしてこの複数環境というのは別々のジェネレータを設定するだけではなく、同じジェネレータを使って複数環境設定する事も可能です。
ジェネレート対象(=実行環境)ごとに環境(Environment)を作成します。例えば「開発環境」「テスト環境」「本番環境」など。DB接続情報など環境に依存する情報はここで設定し分けます。
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