2016年10月3日月曜日

GeneXus インターナショナルミーティング GX26が開催されました

9月26から28日までの3日間、ウルグアイでGeneXusインターナショナルミーティングが開催されました。もちろん私も参加してきました。

毎年恒例のレポートを順次公開していきます。お楽しみに。
以下はオープニングキーノートでのスナップショットです。


メイン会場のステージです。今年のテーマはDream digital。
シンボルマークは何故か(?)だまし絵の様なイラストでした。


ニコラス・ホダール社長(Nicolas Jodal)のキーノートスピーチでイベントが始まりました。


ガストン・ミラノCTO(Gaston Mirano)から新バージョンGeneXus15の紹介です。
たくさんの新機能がありますので、個別にエントリーを書いていきます。


今までWindowsジェネレーターを担当してきたセバスチャン・ゴメス氏(Sebastian Gomez)
による新しい取り組みでコグニティブ・サービスを使ったChatBotのサンプルデモです。


One more thingもありました。謎のスクリーンショットです。GeneXus Mという新しいプロダクト
のコンセプトが発表されました。マルチプラットフォームのMだそうです。
スクリーンショットはMac上で動作しているGeneXusです。



2016年9月13日火曜日

GeneXusインターナショナルミーティング GX26が開催されます

ご無沙汰してます。横井です。仕事が忙しくてブログの更新が滞ってました。

リオオリンピック・パラリンピックで南米が熱いですが、同じ南米のウルグアイで、いよいよ今年もGeneXusインターナショナルミーティングが開催されます。

今年は9月26日(月)からの3日間の開催です。先日発表されましたイベントのテーマは「Dream digital」です。サブタイトルとして「Dream Now」「Dream Together」「Dream Big」とあります。今回のイベントで正式リリース予定の新バージョン「GeneXus 15」を指しているのでしょうか。



毎年の事になりますが、今年は全くプレゼンの原稿が出来ていません。あと2週間しかありませんが、頑張って考えます。




2016年7月26日火曜日

【NEWS】日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン 連動企画 第3回目

「日経ビジネスONLINE&ジェネクサス・ジャパン 連動企画」第3回目の記事が公開されました。

以下、ジェネクサス・ジャパン社のプレスリリースから

2016年5月より開始となりました「日経ビジネスONLINE&ジェネクサス・ジャパン 連動企画」の第3回目の記事が本日2016年7月26日(火)に公開されました。

■日経ビジネスONLINE&ジェネクサス・ジャパン 連動企画とは?
2016年5月より、日経BP社が運営するウェブサイト「日経ビジネスONLINE」にて弊社と日経ビジネスONLINEの連動企画が開始となりました。
この企画では、経営者や役職者の方々を対象に、GeneXusの認知度向上やITの問題をGeneXusによって解決・改善できることをご理解頂くことを目的と致しております。日経ビジネスONLINEには全5回の記事掲載の予定です。

○日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン
【日経ビジネスONLINE SPECIAL「Futureproofing Your Business」】
― 第3回目 ― 2016年7月
http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/16/genexus0527/p3/



2016年7月4日月曜日

【コラム】5) GeneXusの上手な使い方

話は戻りまして、GeneXusの上手な使い方です。そもそもの話は
開発経験が豊富な人、特に熟練のDB設計者はトランザクションオブジェクト=テーブルと捕らえてしまい、自分の頭の中でER図を設計しその結果をトランザクションストラクチャーとして定義してしまいがちです。
結果として、全くリレーションがないデータモデルが出来てしまったり、リレーションが張られても設計者が想定しないテーブル間でのリレーションであったりします。
でしたね。

では、どうすれば設計者が想定するようなデータモデルが出来るのでしょうか? ポイントとして3点あります。

(1)トランザクション定義においては対象業務の事実にフォーカスする

データモデルを意識してもいいですが、トランザクション定義においては一旦それは横に置いて、まずは対象となる業務処理(例えばデータエントリ処理)にフォーカスして項目・構造を考えます。これがユーザービューという考え方です。とかくエンジニアは内部構造を先回りして考えがちです。これをなんとか我慢しましょう。

(2)項目属性の名前付けは業務としての意味合いを追求する

GeneXusでは項目属性の名前付けは非常に重要です。項目属性に着けられた名前によってGeneXusが正規化処理を進めるからです。GeneXusの基礎教育(ベーシックコース)の中にも記述がありますが
・同じコンセプト(意味合い)のものは同じ名前に
・違うコンセプト(意味合い)のものは違う名前に
です。

(3)結果として出力されるデータモデルと自分が頭の中で想像するデータモデルを比較・検証する。

非常に不思議なのですがこのチェックを行う事により、アウトプットが正しくない=自分が正しいと思って定義したトランザクション(項目属性・構造)が実は業務のとらえ方として違っている。又は、自分が頭で思い描いたデータモデルは実はトリッキーなモデル(テクニックに頼ったデータの取り出し方をする)だという事に気付かされる事があります。


具体例として・・

受注トランザクションに商品情報を定義する場合「商品価格」という項目属性を定義します。しかし、「商品価格」は「商品トランザクション(商品マスタ)」にも存在します。すると、GeneXusは正規化処理を行って、「商品価格」は物理的には商品テーブルに配置し、受注テーブルには配置しません。

このモデルは正規化処理としては正しいですが、実際の業務としては正しいでしょうか?

商品情報はいわゆるマスタ情報ですが、「商品価格」は未来永劫同じ金額でしょうか? 商品価格=売価は月日の経過で変動する事もあります。先のデータモデルでは商品価格を変更すると、過去に登録した受注情報の商品価格まで変わってしまいます。既に決済が終わっている情報(特に金額に関する項目)が後から変わってしまうのは業務としては大問題になってしまいます。

商品価格が商品テーブル側にしか存在しないのが問題でしょうか? であれば、受注テーブル側にも商品価格を持つように変更すればよいでしょうか? GeneXusでは「冗長」をONにすれば、論理的に存在していないテーブル側に項目を持たせる事は可能になります。

でも、今回のケースではこの対応では間違いです。冗長とはあくまでも「同じ項目の同じ値を複数の場所で保持する」為のもので、問題のような時間が経ったら商品マスタテーブル側の価格は変更するが、受注テーブル側の価格は変更したくない。といったケースには使えません。

では、どうしたらよいでしょうか?
よくよくその項目属性に求められる「意味合い」を考えてみると、受注トランザクションに保持する商品価格は「受注時の商品価格」であって、商品トランザクションで持っている「商品価格」とは意味あいが違う事に気が付きます。

そこで、商品トランザクションは「商品価格」、受注トランザクションは「受注時商品価格」と名前付けをすると、GeneXusとしては別な項目と認識して正規化処理を進めます。
結果的に商品テーブルは「商品価格」が、受注テーブルには「受注時商品価格」がそれぞれ配置されます。

「名は体を表す」とはよく言ったものです。GeneXusでは意味合い(体)を突き詰めて考えるとそれに相応しい名前が思いつき、正しい名前が付けられればGeneXusが正しい正規化処理を行ってくれます。

業務に精通し、その業務で扱われる項目属性を正しく認識し、正しく名前付けられれば、設計のテクニック論に惑わされる事なく、正しいデータモデルを得ることができる。まさに、絵画における遠近法と同様の事をソフトウェア設計(データモデリング)でGonda氏は実現したのです。




2016年6月27日月曜日

【NEWS】日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン 連動企画 第2回目

「日経ビジネスONLINE&ジェネクサス・ジャパン 連動企画」第2回目の記事が公開されました。

以下、ジェネクサス・ジャパン社のプレスリリースから

■日経ビジネスONLINE&ジェネクサス・ジャパン 連動企画とは?
2016年5月より、日経BP社が運営するウェブサイト「日経ビジネスONLINE」にて弊社と日経ビジネスONLINEの連動企画が開始となりました。
この企画では、経営者や役職者の方々を対象に、GeneXusの認知度向上やITの問題をGeneXusによって解決・改善できることをご理解頂くことを目的と致しております。日経ビジネスONLINEには全5回の記事掲載の予定です。

○日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン
【日経ビジネスONLINE SPECIAL「Futureproofing Your Business」】
― 第2回目 ― 2016年6月
http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/16/genexus0527/p2/




【コラム】4) ユーザービューとは? (GeneXusとDOA)

最近はあまりなくなりましたが、以前はよく「GeneXusってDOA(データ中心アプローチ)ですよね?」という質問を受けました。確かにGeneXusではデータモデルが大切で、設計・実装にあたってもそれが中心になります。(その理由は前回記事の通りです) でも、いわゆる一般的に言われるデータ中心「アプローチ」なのか? と言われると、「それはちょっと違うよ」と思っています。

そもそもDOAとは?

DOAでは、まず業務で扱うデータ全体をERモデル(Entity-Relationship model)によってモデル化し、それを正規化してRDB(リレーショナルデータベース)を設計する。
「IT用語辞典 e-wordより引用」http://e-words.jp/w/DOA.html


とあります。設計者がプロセス(処理)ではなく、データの構造に着目し設計(正規化)を行う方法なので、データ中心アプローチとなります。

一方、GeneXusではどうなるかと言いますと・・
これは2011年のGeneXus DayというイベントでGeneXus社の創業者で現会長であるGonda氏のスピーチで聞いた話です。(当時の模様はこちらをどうぞhttp://g-mind.blogspot.jp/2011/12/genexus-day-2011-winter.html)
今から遡ること30年以上も前、ソフトウェア業界だけが他の産業と違い家内制手工業がずっと続いている状況でした。(今も日本は同じ状況ですが・・) そんな中、Gonda氏は「このままではいけない。ソフトウェア開発にも産業革命が必要だ」と思い立ったのが、GeneXusを生み出すきっかけで、具体的にどうする事が(どういう方法論に基づいたツールを生み出すことが)その解決方法になるのか? と考えたところ、着目したのが絵画の世界です。

元々、絵画は芸術の世界で、描く人によってまちまちですし、それが芸術家の個性でした。ところがある時「遠近法」という技法が考え出されました。(近くにあるものを大きく描き、遠くにあるものを小さく描く) これにより、誰でも簡単に立体的な風景を描くことが可能になりました。

ソフトウェア開発にもこの様な「技法」を持ち込むことにより、誰でも簡単にソフトウェア開発ができないか? と考えて導き出されたのが「ユーザービュー(User View)」という考え方です。

「ユーザービュー」という人から見たシステムの外見(接点・インターフェイス)をそのままGeneXusに登録する事により、システムの内部(データの持ち方(DB設計)やデータに対する処理(ロジック))はGeneXusが自動的に生成する。というものです。

これにより、システム開発者は物理的な技術環境にとらわれることなく、現実の業務(彼らはリアリティ(Reality)と呼んでいる)にフォーカスしていけばよくなる。つまり、業務に精通する事がシステムを開発する上で重要な事である。という事が言えると思います。

GeneXusというと、とかくAIによる推論とかPrologとかが注目されることが多いですが、それらはあくまでもGonda氏の考える方法論を実現するための実装技術に過ぎません。

次回はGeneXusの上手な使い方についてです。



2016年6月20日月曜日

【コラム】3) GeneXusを使う意義

ちょっと大げさなタイトルです。

意義とは「その事柄にふさわしい価値」とあります。ですから「GeneXusを使うにふさわしい(使うに見合う)価値」とはなんでしょうか?

これはテーマが広いですね。例えば、プログラムコード自動生成? アジャイル開発? ナレッジベース? マルチプラットフォーム? 超高速開発ツール?

人によって享受しようとしている価値はそれぞれだと思います。ここではスコープを狭くして、前回話をしましたデータモデルとSQLという点にフォーカスします。

GeneXusではデータを抽出したい項目属性を列挙するだけで抽出対象となるテーブルの指定とか、テーブル間のJOINなどを自動的に推論しSQLを生成してくれます。

2016年6月14日火曜日

【コラム】2) GeneXusにとって正しいデータモデルとは

GeneXusでのデータモデリング(データベース設計・正規化処理)はインプット(トランザクションのストラクチャー定義)を元にGeneXusがアウトプット(正規化されたデータモデル)を推論しますが、そこは正規化論(集合理論)に則りますのでその過程(プロセス)には曖昧さもありませんし、個性もありません。つまり、インプットが正しくなければアウトプットも正しくはならないのです。

私は今まで数多くの人にGeneXus基礎教育コースの講師として接してきましたが、開発経験が豊富な人、特に熟練のDB設計者になればなるほど、自分流の設計手法がネックとなってGeneXusを使ったDB設計がうまくいかない事が見受けられました。最終的に「GeneXusって使えないね」となる人を何人も見てきました。


2016年6月9日木曜日

【コラム】1) GeneXusアナリストという資格の意味

2ヶ月近く連載してきました「GeneXusジュニアアナリスト試験模試「超解説」」如何だったでしょうか?

かなり長期にわたった連載だったので「またか?」「まだ終わらないのか?」と思われているのではないかと内心びくびくしながらアップしてましたが、ブログを読んでいるGeneXusエンジニアの方から「いつも見ています」「こういう内容を読みたかったんですよ!」という言葉をもらった時は正直ホッとしました。

さて、当ブログでは日本のGeneXusユーザー(及びGeneXusに興味を持たれた方)向けのテクニカルティップスが記事としては多いです。たまには少し趣向を変えて私が長年経験してきた中から思っている事をつらつらと書いてみようと思います。

先の原稿(超解説)を公開してから3週間、この新たな原稿を書きためてきましたが、それぞれ深く関連し合っている事柄なので、どういう順番で書くか非常に迷いましたし、内容が重複してしまっている部分もあります。その点はどうかご容赦下さい。

まずは、GeneXusの資格試験についてです。GeneXus資格試験では「アナリスト」という言葉が付いています。一般的な資格試験にはスペシャリストとかマスターとかテクニカルなタイトルが付くことが多いのですが、なぜGeneXusでは「アナリスト」というタイトルなのでしょうか?

2016年5月27日金曜日

【NEWS】日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン

日経BP社が運営するウェブサイト「日経ビジネスONLINE」にてジェネクサス・ジャパン社と日経ビジネスONLINEの連動企画が開始されました。

以下、ジェネクサス・ジャパン社のニュースリリースから

本日より、日経BP社が運営するウェブサイト「日経ビジネスONLINE」にて弊社と日経ビジネスONLINEの連動企画が開始となりました。
この企画では、経営者や役職者の方々を対象に、GeneXusの認知度向上やITの問題をGeneXusによって解決・改善できることをご理解頂くことを目的と致しております。

日経ビジネスONLINEには全5回の記事掲載を予定しており、本日が初回となります。下記URLが日経ビジネスONLINEの記事となります。

○日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン
【日経ビジネスONLINE SPECIAL「Futureproofing Your Business」】
http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/16/genexus0527/

それに伴い、弊社でもタイアップページを開設致しました。
このページは、日経ビジネスONLINEに掲載中の記事からもリンクされており、現在弊社ウェブサイトのトップページにバナーが掲載されています。

○日経ビジネスONLINE×ジェネクサス・ジャパン
【ジェネクサス・ジャパン タイアップページ】
http://www.genexus.com/japan/futureproofing-your-business-jp?ja

また、今月2016年5月より、弊社代表の大脇がブログを開設致しました。
GeneXusとの出会いや、思いを綴っておりますので、是非お読みください。

【社長のひとりごと】
http://www.genexus.com/news-jp/blog?ja






2016年5月20日金曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題30

問題[30] スポーツジムを対象とした GeneXus アプリケーションに関する問題です:

Ana が開発メンバーで、KB は GXserver によって管理されています。
Juan がこの開発に新規参加するため、まず行うべき操作を選択して下さい。



  • 30.1 「サーバーからのナレッジベース」を実行して、サーバーで管理されている KB のローカルコピーを入手する。 
  • 30.2 Update を実行して、Ana がこれまでに行ったすベての変更を、ローカル KB に反映する。
  • 30.3 いずれも正しくない。


解答は??

2016年5月19日木曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題29

問題[29] データセレクターは次の目的のために定義されます。



  • 29.1 定義の再利用。つまり、ある定義を一元化して、複数のクエリーでそれを参照します。こうすることデコードサイズを節約し、 再利用することができます。
  • 29.2 生成されたコードを最適化し、パフォーマンスを改善します。


解答は??

2016年5月18日水曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題28

問題[28] 以下のようなトランザクション設計を持つ、スポーツジム向けGeneXusアプリケーションについて、次の問いに回答して下さい。

Work With パターンがTrainerトランザクションに適用されていますが、その後、この適用を削除することが決まりました。 


そのために実行すべきことを選択してください。




  • 28.1 Trainerトランザクション配下にある、Work With Trainerフォルダーを削除する。
  • 28.2 「保存時にこのパターンを適用」チェックボックスのチェックを外す。
  • 28.3 いずれも正しくない。


解答は??

2016年5月17日火曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題27

問題[27] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、Work WithパターンがTrainerトランザクションに適用されました。

TrainerAddress および TrainerBirthDateの両項目属性は、WWTrainer画面で表示されないようにする必要があります。そのためには、Trainerトランザクションに適用されたパターンのインスタンスから、該当する項目属性を削除するだけで十分です。
これは真(有効)か偽(無効)か選択してください。



解答は??

2016年5月16日月曜日

GeneXus次期バージョンの正式名称は?

皆さんこんにちは、横井です。
長期にわたって連載しています「GeneXusジュニアアナリスト試験模試「超解説」」は如何でしょうか?

「そんな事は知ってるよ」という方から「こういう情報を待っていました」という方まで反応は様々だと思います。ただ、まだまだ日本語での技術情報が少ない状況の中で、少しでも技術の底上げになればと思い掲載している次第です。残すところあと4回となりますので、最後までお付き合い願います。


さて、話はうって変わってGeneXusの次期バージョンについてです。次期バージョンは「Salto」というコードネームでベータテストの真っ最中です。

ちなみに、毎バージョンごとGeneXusに着けられるコードネームはウルグアイの都市名です。Saltoはこちらになります。



今年のインターナショナルミーティングで正式リリースするのでは? と予想していますが、正式名称としては現バージョンのEvolution3(エボリューション3)の次になりますので、当然Evolution4(エボリューション4)だと思っていました。

が、ここに来て別な名前がアナウンスされています


10May/2016
2016 will be the year of "GeneXus 15", a great leap into the future in the development of applications
The new version of GeneXus will be available to users in late 2016, following tests to be performed by over three thousand testers.

な、な、な、なんと「Evolution(エボリューション)」ではなくなっています! しかもバージョン15とは!

という事でベータテスト中の最新ビルドのSaltoで確認してみると、



確かに、バージョンNoが15.0、名称がGeneXus 15です・・(唖然) 少し前までのナイトビルドではSaltoの名称もありましたが、それも無くなってました。

整理すると
Ver 10.0 → GeneXus X
Ver 10.1 → GeneXus X Evolution 1
Ver 10.2 → GeneXus X Evolution 2
Ver 10.3 → GeneXus X Evolution 3
Ver 15.0 → GeneXus 15
となります。

Windowsでさえ8→10とメジャーバージョンNoは1つしか飛び越していないのに、GeneXusでは一気に5つも飛び越すとは(笑)

ともあれ、これは9→Xで大幅にプラットフォームの再構築を行い、その上での進化という意味でEvolutionという名前を付けてきましたが、ここに来てSaltoはそれに近いブランニュー(brand-new)な製品という意味が込められているのでしょうか?

これはますますインターナショナルミーティングが楽しみになりましたね。
では。


2016年5月13日金曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題26

問題[26] スポーツジムを対象とした GeneXus アプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、Work WithパターンがTrainerトランザクションに適用されています。


このパターンによって自動的に定義されたものはすべて、既定(インスタンスおよび生成されたオブジェクト)により必ず保持されてきました。
その後、パターンの適用によって自動的に生成される WWTrainer Web パネルでも TrainerImage 項目属性を表示するため、 Trainer トランザクションの構造に、TrainerImage 項目属性を追加します。
何を実行すべきか、選択してください。




  • 26.1 WWTrainer Webパネルを編集し、TrainerImage項目属性を手動で追加する必要がある。
  • 26.2 Trainerトランザクションに適用された Work Withパターンのインスタンスを編集し、TrainerImage項目属性を手動で追加する必要がある。
  • 26.3 TrainerImage項目属性が、Trainerトランザクションに適用されたパターンのインスタンスに自動的に追加され、その結果 WWTrainer Webパネルで表示されるようになる。

解答は??

2016年5月12日木曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題25

問題[25] 以下のようなTrainerおよびDisciplineトランザクションを含む、スポーツジム向けGeneXusアプリケーションについて、次の問いに回答して下さい。


以下のように設計されたWebパネルがあり、「Update」および「Delete」ボタンに関連付けられたイベントは、グリッドで事前に選択された種目の更新や削除をそれぞれ可能にするため、Disciplineトランザクションを呼び出します。


トランザクション側でパラメータを受け取る際に、&DisciplineId変数またはDisciplineId項目属性の、どちらで受け取る事が正しいか選択してください。





  • 25.1  &DisciplineId 変数で受け取る必要があります。 
  • 25.2  DisciplineId 項目属性で受け取る必要があります。

解答は??

2016年5月11日水曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題24

問題[24] 以下のようなトランザクション設計を持つ、スポーツジム向けGeneXusアプリケーションについて次の問いに回答して下さい。


全てのトレーナーと、個々のトレーナーがこれまでに教えたクラスの数を表示する、ベーステーブルなしのWebパネルがあります。


12人のトレーナーと123件のクラスが登録されており、次のWebパネルを実行した場合の、Loadイベント実行回数を選択してください。





  • 24.1 1回
  • 24.2 12回
  • 24.3 123回


解答は??

2016年5月10日火曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題23

問題[23] 以下のようなトランザクション設計を持つ、スポーツジム向けGeneXusアプリケーションについて、次の問いに回答して下さい。

登録済みの全クラスを表示するベーステーブルのある Web パネルが設計されています。

12人のトレーナーと123件のクラスが登録されており、次の Webパネルを実行した場合の、Loadイベント実行回数を選択してください。



  • 23.1 1回
  • 23.2 12回
  • 23.3 123回


解答は??

2016年5月9日月曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題22

問題[22] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、すべてのスイミング(DisciplineId=4)のクラス一覧を表示するために、ベーステーブルのない Webパネルを設計します。


適切と思われる実装を選択してください。





22.1



22.2.



22.3




解答は??

2016年5月6日金曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題21

問題[21] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、トレーナーを選択し、選択したトレーナーに関係する種目を表示する、ベーステーブルのあるWebパネルを設計します。


適切と思われる実装を選択してください。




21.1 GeneXus によって、選択されたトレーナーの種目(TrainerId)がフィルタ変数(&TrainerId)に自動的に表示されることから、 他には何も追加する必要がない。


21.2 グリッドに対して条件(TrainerId = &TrainerId)を追加する必要がある。 


21.3 いずれも正しくない。



解答は??

2016年4月28日木曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題20

【記事の訂正】
問題[20]の設問が一部間違っていましたので、ここに訂正してお詫び致します。
データプロバイダーの記述の部分にて
誤) where DisciplineId = 5
 ↓
正) where DisciplineId = 1
となります。

問題[20] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

登録されたエアロビクス(DisciplineId=1)のクラス一覧を返すデータプロバイダーが必要です。 次の実装が真(有効)か偽(無効)かを選択してください。






真(有効) 偽(無効)



解答は??

2016年4月27日水曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題19

問題[19] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、本日日付でピラティスクラス(DisciplineId=3)を追加します。 適切と思われる実装オプションを選択してください。



19.1




19.2



19.3 いずれも正しくない




解答は??

2016年4月26日火曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題18

問題[18] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のような大量のデータ更新が必要です。特定の日付(パラメーターによって渡される)以後のクラスは、すべてヨガ (DisciplineId=2)でなければなりません。

上記のデータ更新を行うため、Classトランザクションをビジネスコンポーネントとして使用する実装が、以下に示したものです。 次の実装が真(有効)か偽(無効)かを選択してください。


真(有効) 偽(無効)



解答は??

2016年4月25日月曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題17

問題[17] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計とソースがある場合、定義されているFor Eachコマンドに対して、GeneXusが特定するベーステーブルを選択してください。





17.1 TRAINER

17.2 DISCIPLINE

17.3 CLASS



解答は??

2016年4月22日金曜日

GeneXus GX26 Call for speakers

横井です。連日、GeneXus資格模試解説が続いていますので、ここらで息抜きを。

今年は9月26-28日にウルグアイで開催されるGeneXusインターナショナルミーティングですが、講演者の募集が始まっています。1コマ30分の枠で内容はテクニカルなものから、ビジネス、事例紹介など、GeneXusに関するものならなんでもOKです。是非、応募してみては如何でしょうか?



私は・・まだネタは決まっていません。「そろそろスペイン語で発表を」というリクエストもあったりするのですが、日本のプレゼンと違ってストーリーをちゃんと考えたり、セリフを丸暗記したりと英語でもかなりハードルが高いので、なかなかスペイン語でチャレンジするに至ってません(汗)。あと4ヶ月ありますので、まずはネタを考えてみます。
では。








GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題16

問題[16] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、パラメータによって受け取る特定のトレーナーが担当する、クラスの一覧を印刷する必要があります。

次の実装が真(有効)か偽(無効)かを選択してください。



真(有効) 偽(無効)


解答は??

2016年4月21日木曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題15

問題[15] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、パラメータによって受け取った日付の期間に行われる、すべてのエアロビクスクラス (DisciplineId=1)を示すリストを作成しようと思います。

適切な実装を選択してください。




15.1


15.2


15.3
いずれも正しくない


解答は??

2016年4月20日水曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題14

問題[14] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、全トレーナーのリストを作成し、その中には各トレーナーが担当するクラスの数も一緒に表示しようと思います。

次の実装が真(有効)か偽(無効)かを選択してください。


真(有効) 偽(無効)



解答は??

2016年4月19日火曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題13

問題[13] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、トレーナー別にまとめたクラスのリストを作成します。リストに含めるのはクラスを受け持っているトレーナーだけで、またトレーナーごとの担当クラスのリストも作成します。

次の実装が真(有効)か偽(無効)かを選択してください。


真(有効) 偽(無効)



解答は??

2016年4月18日月曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題12

問題[12] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計があり、各種目について登録されているクラスを表示するリストを作成します。 関係するクラスの有無にかかわりなく、すべての種目が表示されるようにします。適切と思われる実装を選択してください



12.1



12.2


12.3







解答は??

2016年4月15日金曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題11

問題[11] 参加者が18歳未満の場合に警告メッセージが表示されるよう、Personトランザクションでルールを作成する必要があります。


この アプリケーションではユーザーに18歳未満の参加者がいることを警告するだけで、ユーザーは現在行っている操作を継続して実行できなければなりません。


この要件を満たすルールを選択してください。

11.1 Msg(“「参加者が 18 歳未満」“) if PersonAge < 18;


11.2 Error(“「参加者が18 歳未満」“) if PersonAge < 18;



解答は??

2016年4月14日木曜日

2016 GeneXusインターナショナルミーティング開催告知 - GX26

横井です。GeneXusジュニアアナリスト模試解説が続いていましたので、ここらで息抜きのエントリを。

今年もウルグアイにてGeneXusインターナショナルミーティングが開催されます。GeneXus社のWebサイトでもイベントページがアップされました。トップページの写真は昨年のイベントでのクロージングセレモニーが行われたオペラハウスでの写真です。


まだ登録がうまく動作していないようですが、まずはスケジュールを押さえてしまいましょう。

今年は9月26日から29日までの3日間です。場所は新しい所にするような話も聞いていましたが、結局ラディソンホテルに落ち着いたようですね。当該ページの「SAVE THE DATE」をクリックすると自分のGoogleカレンダーにスケジュールが登録されます。

スピーカーの募集も始まっています。今年は何をネタにしようかな? ぼちぼち考え始めないと・・

では。




GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題10

問題[10] 次の文のうち、正しいものを選択して下さい。


10.1 項目属性だけがグローバル式として定義できる。

10.2 変数だけがグローバル式として定義できる。

10.3 変数と項目属性の両方をグローバル式として定義できる。


解答は??

2016年4月13日水曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題9

問題[9] スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

エアロビクスのクラス(DisciplineId=1)は、現在のプロモーション期間中であり、10%割引の対象となっています。ClassPrice式の項目属性に適切な実装を選択してください。


9.1






9.2




9.3 いずれも正しくない

解答は??

2016年4月11日月曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題8

8)スポーツジムを対象としたGeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のようなトランザクション設計で、新しいレコードをCLASSテーブルに挿入し、参照整合性を確認します。 レコードを挿入する方法として可能なものを選択して下さい。


a) New コマンドを使うプロシージャ
b) Class トランザクション
c) ビジネスコンポーネントとしてのClassトランザクション


【解答選択肢】
  • 8.1 GeneXusは常に参照整合性を確認するので、a)、b)、c)が正しい。
  • 8.2 b)だけが正しい
  • 8.3 b)とc)が正しい

解答は??

2016年4月8日金曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題7

問題[7] スポーツジム用GeneXusアプリケーションには、ルームを登録するための GymRoom トランザクションと、クラスを登録するためのClassトランザクションがあります。

GymRoom トランザクションを使って、主キー{GymRoomId}が「4」のレコードを削除しようとした場合、どのようなことが起きるか選択して下さい。




  • 7.1 GeneXusによる制御は一切なく、主キー{GymRoomId}が「4」のレコードは GYMROOM テーブルから削除される。
  • 7.2 まずGeneXusによって、外部キー{GymRoomId}が「4」のレコードがCLASS テーブルからすべて削除され、次にGYMROOMテーブルからレコードが削除される。
  • 7.3 GYMROOMテーブルから、主キー{GymRoomId}が「4」の主キーレコードを削除する前に、GeneXusによって、外部キー{GymRoomId}にそのような値を持つレコードがCLASSテーブルにないかがチェックされる。 外部キー{GymRoomId}が「4」の値を持つレコードが見つかった場合、関係するレコードが存在するため GYMROOM テーブルからレコードを削除することができないという内容のメッセージが表示される。
解答は??

2016年4月7日木曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題6

問題[6] 以下のようなトランザクション設計のスポーツジム向けGeneXusアプリケーションについて、次の問いに回答して下さい。 

CLASSテーブル用にGeneXusで自動的に作成されるインデックスを選択して下さい。


  • a. 主キー{ClassId}によるインデックス
  • b. 外部キー{DisciplineId}によるインデックス
  • c. 主キー{ClassId}によるインデックス + 外部キー{DisciplineId}によるインデックス

解答は??

2016年4月6日水曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題5

5) スポーツジムを対象とした GeneXusアプリケーションに関する問題です:

次のER図で、TRAINERベーステーブルの拡張テーブルを選択して下さい。


5.1 {TRAINER, CLASS}

5.2 {CLASS, DISCIPLINE}

5.3 {CLASS, DISCIPLINE, PERSON}

5.4 いずれも正しくない


解答は??

2016年4月5日火曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題4

4)スポーツジムを対象とした GeneXusアプリケーションに関する問題です: 

次のER図で、CLASSベーステーブルの拡張テーブルを選択して下さい。


【選択肢】
4.1 {CLASS, PERSON}

4.2 {CLASS, TRAINER}

4.3 {TRAINER, DISCIPLINE}

4.4 {CLASS, TRAINER, DISCIPLINE}



解答は??

2016年4月4日月曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題3

問題[3] スポーツジムを対象とした GeneXusアプリケーションに関する問題です: 

次のようなトランザクション設計があった場合、GeneXusによって作成されるテーブル構造を選択してください。



解答は??

2016年4月1日金曜日

GeneXusジュニアアナリスト資格模試「超解説」問題2

問題[2] スポーツジムを対象とした GeneXus アプリケーションに関する問題です:

1人の参加者が複数の種目に参加することができ、1つの種目に複数の参加者がいる場合、適切と思われるトランザクション設計を選択してください。


※参加者 : Person

解答は??