こちらはジェネクサス・ジャパン(株)の林田武士さんです。内容は題名の通り、3.11に発生した震災 - 地震、津波そして原発事故の様子、それに対する日本人の対応をレポートしました。ウルグアイは地震や台風など自然災害がほとんど無い国です。これだけインターネットが発達していても、詳細を知る人は多くはありません。林田さんのスピーチを聞いて皆驚いた様子でした。
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林田武士さんです。 ポルトガル語、日本語、英語、スペイン語を話すマルチリンガルです。 |
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スピーチの始まりは「おはようございます」と日本流の挨拶でした。 |
彼のスピーチの中でも印象的だったのが、日本の国民性の一つとして、島国で外から移民した事のない人たちだから「この土地に住むしか無い」という感覚がある事。
逆に南米の人たちはヨーロッパやアフリカから移住してきた人が多く、「ここが駄目なら他に移ろう」という感覚がベースにあり、原発事故まで起こっても尚、ほとんどの日本人がそのまま暮らしているという、彼らにとって理解不能な行動の源を判りやすく説明されていました。
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スピーチの最後の方で、震災に遭っても略奪などが発生しない国民性を表現するのに 日本の諺「武士は食わねど高楊枝」を説明しました。 |
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そうは言っても彼らは「武士は食わねど高楊枝」の意味を理解できるはずも無く 段階的に表現して行き最後には「ようはやせ我慢しているんだよ」と 彼らの理解できる説明に展開してました。 |
カンファレンスルームとしては約250人程が入るスペースでしたが、最後には立ち見が出るほどで彼らの関心の高さが現れていました。
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