4.環境ごとにビルドする理由
プロパティ設定以外にもデプロイ対象ごとに環境を分けたほうが良い理由があります。
DB再編成処理は前回DB再編成後の状態(データモデル)から今回のDB再編成時の状態を比較し、差分をDB変更スクリプト(DDL)として生成します。
実行環境が違うという事はビルドするタイミングも違う為、一つの環境(Environment)では変更差分を抽出できなくなってしまいます。
実行環境=ビルド環境と固定する事により、環境ごとのビルドタイミングの差は気にする必要がなくなり、必要なタイミングでターゲット環境をONにしビルドする事でその環境に必要なDB再編成処理が実行されます。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、環境をそれぞれ用意する事により設定ミスが防げますし、DBの維持管理も楽に行えます。是非チャレンジしてみてください。
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