2026年5月7日木曜日

生成AIを使いこなすパラダイムの転換

第6部 — パラダイム転換

旧パラダイム → 新パラダイム

旧パラダイム新パラダイム
推論量中心情報設計中心
多く読ませる必要な情報だけ与える
自由に探索させる探索を制限する
プロンプト工夫コミュニケーション設計

これからは、「やり取りの量」ではなく、「やり取りの質」で勝負が決まる 時代だと思っています。

そして、ちょっと皮肉ですが、料金体系の変化が私たちにこの転換を 否応なく 迫ってきている、というのが現状でもあります。


まとめ

長くなったので、最後に5行で。

  1. AI は会話を覚えていない。だから過去を毎回渡し直している。
  2. 過去は積み上がるだけで、整理されない。情報の濃度は薄まっていく。
  3. 品質劣化は、人間の修正のやり取りで雪だるま式に加速する。
  4. 解決策は、段階を踏みつつ「空回り」を起こさせないこと。
  5. AI のアウトプットの質を決めるのは AI じゃなくて、それを使う「私たち」である。

最後まで読んでくださってありがとうございました。AI とのやり取りが、ちょっとでも軽く、楽しくなれば嬉しいです。


本記事は、2026年4月に行った社内勉強会の資料『LLM/AIエージェントのパラダイム転換 ― トークン消費時代における実践理論』をブログ向けにリライトしたものです。

横井利和(株式会社イノベーティブ・ソリューションズ)

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