第6部 — パラダイム転換
旧パラダイム → 新パラダイム
| 旧パラダイム | 新パラダイム |
|---|---|
| 推論量中心 | 情報設計中心 |
| 多く読ませる | 必要な情報だけ与える |
| 自由に探索させる | 探索を制限する |
| プロンプト工夫 | コミュニケーション設計 |
これからは、「やり取りの量」ではなく、「やり取りの質」で勝負が決まる 時代だと思っています。
そして、ちょっと皮肉ですが、料金体系の変化が私たちにこの転換を 否応なく 迫ってきている、というのが現状でもあります。
まとめ
長くなったので、最後に5行で。
- AI は会話を覚えていない。だから過去を毎回渡し直している。
- 過去は積み上がるだけで、整理されない。情報の濃度は薄まっていく。
- 品質劣化は、人間の修正のやり取りで雪だるま式に加速する。
- 解決策は、段階を踏みつつ「空回り」を起こさせないこと。
- AI のアウトプットの質を決めるのは AI じゃなくて、それを使う「私たち」である。
最後まで読んでくださってありがとうございました。AI とのやり取りが、ちょっとでも軽く、楽しくなれば嬉しいです。
本記事は、2026年4月に行った社内勉強会の資料『LLM/AIエージェントのパラダイム転換 ― トークン消費時代における実践理論』をブログ向けにリライトしたものです。
横井利和(株式会社イノベーティブ・ソリューションズ)

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