
まずはNicolas Jodal(ニコラス・ホダール)社長のオープニングスピーチからです。今年のイベントのテーマは「What’s Next?」という事で、25回という節目の年らしく、これからの方向性を占うような内容になりそうです。
テクニカルなキーワードは3つ。「Web」「Apps」「Cloud」です。

開発をする側としてはRWD : Responsive Web Design(レスポンシブ・Web・デザイン)が重要になってくるわけで、GeneXusとしてはEvolution3(エボリューション3)から既に対応をしており、優位性をアピールしていました。
モバイルアプリケーションとしては新たなバージョンと新たなプラットフォームが今後広がってきます。もちろん、GeneXusとしても最新バージョンで対応していきます。
GeneXusではEolution2からプロトタイプ(開発)環境としてのクラウドを提供してきました。65,000以上のアプリが稼働しています。今回、GeneXus Cloud というプロダクション(本番)環境としてのクラウドを利用できるようなサービスが発表になります。(詳しくは別エントリーで書きます)
ここでスピーカーが交代。開発チームのGonzalo Gallotti(ゴンサロ・ガロッティ)がプレゼンを進めます。
これは彼がGeneXusで開発したメキシコのサッカーリーグアプリ(サッカーの試合結果が見られるアプリ)です。iOS用とAndroid用に今年(2015年)の2月にリリースしたのですが、なんと1,000,000ダウンロードだそうです。ミリオンですよ、ミリオン。Appストアでも5星の評価で、フリー(無料)アプリのランキングトップだそうです。
数字的には300,000ユーザーが週末に視聴、35,000ユーザーが同時接続。
80,000,000プッシュ通知を送信、最大1秒あたり200,000プッシュの処理量だそうです。すごいスケールですよね。日本だとGeneXusは業務システム開発向けという色が濃いのですが、こちらでは自分達がアプリ提供・サービス提供事業者になれる。という感覚なのでしょう。
One more thingという事で…
開発チームのFabian Inthamoussu(ファビアン・インサモス)とGabriel Simonet(ガブリエル・シモーネ)と共にロンドンにあるアップル社のヘッドクォーターに行ってきました。
アップルのヘルプを受けて最初のWatchアプリケーションを開発しました。(OS2用)

ここでまさかのサプライズ!
Artech(アルテッチ)という社名ですが、GeneXusに変更するそうです。GeneXusという名前の方がArtechより有名になったし、ウルグアイとしてのブランドになったので。(具体的なスケジュールは不明です。in the futureと言っていました)


と、いう事で、いきなりオープニングスピーチからてんこ盛りの情報でした。次回から私が注目したセッションを紹介していきます。
[注意]当レポートはウルグアイでのイベントの模様を報告するものです。情報としてはベータ版や将来予測も含まれており、リリース時と異なる事もあります。あらかじめご了承ください。
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