去る5月26日、品川区のきゅりあん(品川区立総合区民会館)にてGeneXus Day 2014 Springが開催されました。定員220名で会場はほぼ満席、4時間にわたる7つのセッションでしたが皆さん最後まで熱心に聞き入っていました。
ジェネクサス・ジャパン株式会社 大脇文雄社長から開催の挨拶です。GeneXusの元となった論文(KNOWLEDGE-BASED DEVELOPMENT)の日本語訳「業務知識に基づくシステム開発」の解説がありました。
続いてArtech社 会長 Breogán Gonda氏から「GeneXus and the Future」というタイトルでお話しを頂きました。工業化を支えたのはITであるが、IT自身は工業化されずに相変わらず手作りな状態だったことに危機感を感じたのがGeneXusを世に出すきっかけとなったそうです。
そして、GeneXusはその時代に求められる技術に追従し(ジェネレーターとして組み込み・提供する事で)ユーザー企業の未来を守るというメッセージがありました。
Artech社 COO Gustavo Carriquiry氏からGeneXusの新バージョン「Evolution 3」についてのプレゼンがありました。ここまで2年に及ぶ研究開発、1年のベータテストを経て、5月29日にいよいよワールドワイドでは正式リリースとなります。
Evolution 3では、スマートデバイスアプリ、Webアプリ双方に大幅に機能アップがなされていますが、その一部としてスマートデバイスアプリの向上したUI/UXの説明がありました。
Abstracta社 CTO Sebastian Grattarolla氏から、GXTestというテストツールの紹介がありました。GXTestは元にUI系テストを自動化するツールで3年ほど前からワールドワイドではリリースされていましたが、この春ようやく日本でも正式リリースの運びとなりました。
DVelop社 COO Joaquin Alvarez氏から、WorkWithPlusの新バージョンと新製品であるSmartDevicePlusの2つの製品紹介がありました。いずれもGeneXusでの生産性を向上させる為のアドインツールです。
ジェネクサス・ジャパン社 林田 武士氏からは日本市場でリリースされているGeneXus製品群の紹介がありました。
最後にジェネクサス・ジャパン社 取締役 高橋 孝明氏から製品リリーススケジュールと教育スケジュールのご案内、そして御礼の挨拶がありました。
今回、もう一つの目玉だったのがGeneXus販売パートナー8社によるブース展示でした。各社事例やデモの展示がされていて、皆さん熱心に説明を聞いたり質問をされていました。
最後にこのイベントを支えてきたジェネクサス・ジャパンのスタッフの方々、パートナー会社の方々、お疲れ様でした。さらなるGeneXusの発展に繋がればと思います。
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