ジェネクサス・ジャパン 横井です。
現在、ARTech社が技術情報を公開しているのは、WikiベースのWebサイトですが、そのWebサイトのベースとなっているのが、GxWikiです。
GxWiki(Version2)はGeneXus Xを使用して作られたWebアプリケーションで、そのナレッジベース自体もオープンソース(ソースコードではないので、正確にはオープンナレッジと呼ぶべきでしょうか)として無償で公開されています。ダウンロードはこちらから。
GxWikiはARTech社が目指す将来の開発環境の中で、ドキュメンテーションを担うプラットフォームです。
日本においてWeb2.0という言葉はマーケティングワードとして消費されてしまった感がありますが、GoogleやAmazonでは着実に進化を続けています。
ドキュメンテーション(文書化)においては、例えば従来の様なベンダーがオフィスドキュメントを作成し、ユーザーにレビューするといった一方向なモデルではなく、Web2.0技術を利用することにより、ネットワーク上にあるドキュメントスペースに対して、アクセスすべきあらゆるユーザーが協調しながらドキュメントを作成していく。
そして、変更履歴や構成管理なども簡単に行える。
そんなドキュメントプラットフォームがあるべき姿として捉え、GxWikiを開発しました。
今回は発表されたGxWiki2では、GeneXus X内作成したドキュメント(Wikiフォーマット)を、外部に設置したGxWikiサイトに対して公開(パブリッシュ)出来る様になりました。
これで、GeneXusが無い環境でもドキュメントを参照できるようになります。
また、来月にはGxWikiからGeneXusドキュメントへの取り込み更新が行えるバージョンもリリースされるようです。
ちなみに、このセッションのスピーカーは、今年6月までジェネクサス・ジャパンに常駐をしてくれていました、ARTech社のAlejandro Cimasさんがスピーカーとして説明を行いました。
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