2017年1月10日火曜日

iPhone誕生 10周年

今年(2017年)はiPhoneが誕生して10周年だそうです。全然気が付かなかったな。スマートフォンがすっかり定着しましたが、当時はiPod付き携帯だとか、ワンセグやFelicaも着いていないとか、さんざんな言われようでしたね。

振り返ってみたら、私もブログで記事を書いていました。「ついに発表されたiPhone

当時のスティーブ・ジョブズのプレゼンが懐かしいなと探していたらユーチューブにありました。


当時はまだMacworld Expoでしたね。今見てもスティーブ・ジェブズのプレゼンは秀逸です。「これがiPhoneだ」といって見せたのがiPodにアナログ電話のダイアルが着いた写真とか、ハードウェアキーボードを否定した(Blackberryとかをdisってからの)タッチスクリーンUIの紹介とか、掴みから入って次々に紹介される内容に今でもわくわくしながら見てしまいました。

この時、指で弾くように画面をスクロールさせる姿がとても印象的で、「これは、今までのデバイスとは全く違うものではないか!?」とiPhoneの発売が楽しみでした。

しかし、当初日本ではiPhoneは発売されませんでした。しかたがなくiPod touchを速攻で購入しましたが、最初はやたら重かったり、バグも多く、まともに使える状態ではありませんでした。なにより、インターネットに常時接続でないデバイスはその本領を発揮できません。それでも今までに無い操作方法に近未来感を感じながら我慢して(笑)使ってました。それが、徐々にソフトウェアアップデートでまともに使えるようになり、利用者も増えていき・・と、全く新しいコンピューティングの黎明期を体験できたのは貴重な経験でした。

さて、スティーブ・ジェブズが亡くなって5年が経ちました。Appleの業績は低迷。プレゼンを見てもやたらとハードスペック自慢やカラバリ展開など、かつてのわくわくするプレゼンテーションはすっかり影を潜めています。又、Appleに限りませんが、眼鏡や腕時計などのウェアラブルコンピュータも今ひとつブレイクせず。革新的なコンピューティングは今後出てくるのか? とガジェット好きとしてはもやもやする日々が続いています。




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