1.データプロバイダーの修正
データプロバイダーに対しパラメータを渡し、ソート順と検索条件を指定可能にします。変数を追加します。 &OrderTypeはソート順を指定する変数です。 &CustomerNameと&CustomerAddresは検索条件を指定する変数です。 |
定義した変数をParmルールに記述します。 検索条件をパラメータで受け取るためです。 |
Sourceセクションにソート指定(Order節)、検索条件指定(Where節)を記述します。 |
ソート指定、検索条件指定の記述を見て気がつく人がいるかもしれません。For eachコマンドのオプション指定に似てますよね。実は、データプロバイダーではFor eachコマンドのオプション(Order節、Using節、Where節、Defined by節など)がそのまま使えるのです。
単に記述がFor eachコマンドに酷似しているだけではなく、機能面も同等です。ビルド時のナビゲーションを見てみるとFor eachコマンドと同じです。
この点が理解できるとデータプロバイダーを使うとどんなことが実装できるのか、一気にイメージが沸いてくると思います。
2.Webパネルの修正
Webパネルも変数を追加します。 データプロバイダと同様に&OrderType、&CustomerName、&CustomerAddressです。 但し、&OrderTypeは画面上では入力ではなく選択肢とするため、ComboBoxとし Valuesプロパティを設定します。 |
WebFormに変数を追加します。 このWebパネル(Grid)は項目属性を設定していない=ベーステーブル無しのGridです。 自動リフレッシュは機能しないので、ボタンを配置しRefreshイベントを割り当てます。 |
最後にイベントセクションのデータプロバイダー呼び出し部分にパラメータを追加します。 |
3.実行結果
実行結果です |
ソート順を変更し、検索条件を入力したところ |
みなさん、データプロバイダーの基本的な使い方が理解できたでしょうか? 次回からは応用編に入りたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿