GeneXus X Evolution2 Upgrade3 (エボリューション2 アップグレード3)がリリースされました。
ダウンロードとリリースノートはこちらから。
通常、アップグレードはバグフィックスが多いのですが、今回はスマートデバイス・ジェネレーターを中心として数々の機能追加が入っています。
詳細はこちらから。
以前、私が書きました機能紹介PPTの翻訳はこちらです。
ツールが全ての問題を解決してくれるわけではない。 でも、ツールは本来人がやらなくても良い作業を効率的に行ってくれる。 そして、人は人にしかできない事により注力すべき。 つまり、それがクリエイティビティ(創造性)。 システム開発におけるクリエイティビティを高めるお手伝いをしています。
2013年6月24日月曜日
2013年6月13日木曜日
データベーステーブル作成・再編成にてよく使うオプション
データベーステーブル作成およびデータベース再編成処理時によく使うオプション(プロパティの設定)をご紹介します。
概要
データストアプロパティにある「Declare referential integrity」プロパティはデータベースに参照整合性(DBMSの制約)を作成する/しないの指定が可能です。
設定値
備考
例えば、プロパティをYes→Noに変更し、データベーステーブルの作成を行った場合、再編成プログラムはテーブルをDrop→Createしますが、参照整合性が既にあるとテーブルをDropできません。この場合は、Yes→Removeを選択する事により、既存の参照整合性も削除されます。
出典 : http://wiki.gxtechnical.com/commwiki/servlet/hwiki?Declare+Referential+Integrity+Property,
概要
データストアプロパティにある「Generate comment on statements」プロパティはテーブル及びカラムのコメント作成を指定できます。
設定値
例
出典 : http://wiki.gxtechnical.com/commwiki/servlet/hwiki?Generate+COMMENT+ON+Statements+Property,
概要
「Enable national language support」プロパティは文字列データ型(Char/VarChar)でのマルチバイト対応が指定できます。
バージョンによってプロパティの場所が違います。
設定値
備考
Noを指定してもマルチバイトキャラクターは保存可能です。但し、DB上は桁数=バイト数、画面上は桁数=文字数と異なるため、画面上では入力可能な桁数の文字列がデータベース保存時に桁あふれでエラーとなる場合が出てきます。
どちらの設定を選択するかは設計ポリシーに依存します。但し、バージョン・項目属性・ドメインの各レベルで指定可能なので、全体指定と個別指定が可能です。
例) 全体指定はマルチバイト対応とし、個別にマルチバイト非対応とする。(バージョンプロパティではYes、必要に応じて任意の項目属性またはドメインプロパティではNoとする)
エボリューション2アップグレード3からはプロパティ値変更時、データベース再編成対象になります。それより前のバージョンでは、プロパティ値を変更しただけではデータベース再編成対象になりません。データベーステープルを再作成して下さい。
出典 : http://wiki.gxtechnical.com/commwiki/servlet/hwiki?Enable+National+Language+Support+Property,
1.Declare referential integrity
対象- 言語 : .NET、Java、Ruby
- DBMS: SQLServer,Oracle,PostgreSQL,MySQL, DB2 UDB for iSeries,iSeries native, Informix
概要
データストアプロパティにある「Declare referential integrity」プロパティはデータベースに参照整合性(DBMSの制約)を作成する/しないの指定が可能です。
![]() |
データストアプロパティ |
設定値
- Yes(既定値) :参照整合性が作成されます。(データベーステーブル作成、再編成時)
- No : 参照整合性は作成されません。(データベーステーブル作成、再編成時)
- Remove :参照整合性は作成されません。(データベーステーブル作成、再編成時) 但し、既に参照整合性がある場合は削除されます。
備考
例えば、プロパティをYes→Noに変更し、データベーステーブルの作成を行った場合、再編成プログラムはテーブルをDrop→Createしますが、参照整合性が既にあるとテーブルをDropできません。この場合は、Yes→Removeを選択する事により、既存の参照整合性も削除されます。
出典 : http://wiki.gxtechnical.com/commwiki/servlet/hwiki?Declare+Referential+Integrity+Property,
2.Generate comment on statements
対象- インターフェイス : Web
- DBMS: Oracle,DB2 UDB,DB2 for iSeries,PostgreSQL(エボリューション1以降)
概要
データストアプロパティにある「Generate comment on statements」プロパティはテーブル及びカラムのコメント作成を指定できます。
設定値
- Yes : COMMENTステートメントを生成します。(データベーステーブル作成、再編成時)
- No(既定値) : COMMENTステートメントを生成しません。(データベーステーブル作成、再編成時)
例
CREATE TABLE TestPropGenCom (TestCod smallint NOT NULL , TestDesc CHAR(50) NOT NULL , PRIMARY KEY(TestCod))
COMMENT ON TABLE TestPropGenCom IS 'Test property Generate comments on'
COMMENT ON COLUMN TestPropGenCom.TestCod IS 'Test Code'
COMMENT ON COLUMN TestPropGenCom.TestDesc IS 'Test Description'
出典 : http://wiki.gxtechnical.com/commwiki/servlet/hwiki?Generate+COMMENT+ON+Statements+Property,
3.Enable national language support
対象- 言語 : .NET、Java、Ruby
- DBMS: SQLServer,Oracle,MySQL, DB2 UDB,DB2 for iSeries,
概要
「Enable national language support」プロパティは文字列データ型(Char/VarChar)でのマルチバイト対応が指定できます。
バージョンによってプロパティの場所が違います。
- バージョンXはデータストアプロパティ
- エボリューション1以降はバージョン、項目属性、ドメインプロパティ
![]() |
バージョンプロパティ |
設定値
- Yes:マルチバイトキャラクター対応(Char/VarCharの桁数=文字数)
- No(既定値):マルチバイトキャラクター非対応(Char/VarCharの桁数=バイト数)
備考
Noを指定してもマルチバイトキャラクターは保存可能です。但し、DB上は桁数=バイト数、画面上は桁数=文字数と異なるため、画面上では入力可能な桁数の文字列がデータベース保存時に桁あふれでエラーとなる場合が出てきます。
どちらの設定を選択するかは設計ポリシーに依存します。但し、バージョン・項目属性・ドメインの各レベルで指定可能なので、全体指定と個別指定が可能です。
例) 全体指定はマルチバイト対応とし、個別にマルチバイト非対応とする。(バージョンプロパティではYes、必要に応じて任意の項目属性またはドメインプロパティではNoとする)
エボリューション2アップグレード3からはプロパティ値変更時、データベース再編成対象になります。それより前のバージョンでは、プロパティ値を変更しただけではデータベース再編成対象になりません。データベーステープルを再作成して下さい。
出典 : http://wiki.gxtechnical.com/commwiki/servlet/hwiki?Enable+National+Language+Support+Property,
2013年6月5日水曜日
外部オブジェクトの使い方 : ネイティブ・オブジェクト編
外部オブジェクトを使う事でネイティブ・オブジェクトつまり各ジェネレーター環境における外部ライブラリ(GeneXusを使用せずに作成したライブラリ)を利用する事が可能になります。
「ツール」メニュー→「アプリケーションの統合」→「.Netアセンブリインポート」または「Java クラスのインボート」を選択
1.外部オブジェクトの作成
ネイティブ・オブジェクトに関しては、Webサービスと同様にウィザードを使って簡単に外部オブジェクトを作成する事ができます。「ツール」メニュー→「アプリケーションの統合」→「.Netアセンブリインポート」または「Java クラスのインボート」を選択
2013年6月3日月曜日
Google Chromeを業務用Webアプリケーションプラットフォームとして使用するためのTips
直接GeneXusのTipsではありませんが、Google ChromeをWebアプリケーションプラットフオームとして使用する場合に考慮したい事が何点かあります。
- 当該Webアプリケーション起動(表示)した時に必ずChromeとする。又、ブラウザのディフォルト起動設定を変更しない。
- アドレスバーやタブを表示させない
- 自動アップデートを禁止にする
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