エラー(Exception)のハンドリング方法 Webアプリ(Java)編

GeneXusではデータベースI/O時の予期せぬエラー(SQLException)はError_Handlerルールがサポートされていますが(エラー(Exception)のハンドリング方法 DB編を参照)、アプリケーション上の予期せぬエラー(Exception)はサポートされていません。

これはアプリケーション上の予期せぬエラー(nullポインタや0割りなどは)はバグの範疇でありデバッグした上でのリリースが前提となる。という事と、GeneXus言語としては昨今のExceptionを利用した論理的なエラーを通知する仕組みをサポートしていないためです。
(ジェネレート対象となる言語にCOBOLやRPGといったExceptionをサポートしていない言語があるため)




従って、アプリケーション上で予期せぬエラー(Excpetion)が発生した場合はGeneXusアプリケーションがキャッチできないため、いわゆるスタックトレースという素のエラー画面が表示されてしまいます。

エラー画面(スタックトレース)

とはいえ、実際にアプリケーションを本番運用する場合には、もし万が一予期せぬエラーが発生した場合にもエンドユーザーを混乱させずに、しかるべきオペレーションを促すために予め用意したシステムエラー画面へ遷移させたいものです。

ここではJava環境における予期せぬエラー(Exception)のハンドリングの実装方法を紹介します。

1.基本的な考え方

GeneXusアプリケーションではExceptionがキャッチできませんので、APサーバー側でキャッチしシステムエラー画面へ遷移する方法をとります。

2.システムエラー画面を用意する(HTML、JSP、Webパネルなど)

目的と方針に応じてシステムエラー画面をそれぞれの言語で実装します。一般的にはそれぞれの特性で選択します。
・HTML(静的なシステムエラー画面)
・JSP(動的なシステムエラー画面)
・Webパネル(動的なシステムエラー画面 : GeneXusで作成)

3.APサーバーの設定

HTTP500エラー(Internal Server Error)発生時のリダイレクト先を2で作成した画面(URL)を設定します。

例) TOMCAT
web.xmlにて以下のエントリを追加します。locationタグに遷移したいページのURLを指定します。
<error-page>
         <error-code>500</error-code>
         <location>/SystemError.jsp</location>
</error-page>


4.テスト

Webパネルを作成し、故意にExceptionを発生させるイベントコードを記述します。ビルド・実行してExceptionが発生したらエラー画面に遷移する事を確認します。

例)
4-1.Zero divided(0割り)

&val1 = 1
&val2 = 0
&result = &val1 / &val2

4-2.Out of bounds array exception(配列のインデックス指定が範囲外)

&item = &collection.item(-1).member
   ※&collectionはコレクション変数





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