2012年7月11日水曜日

GeneXusインストラクター試験に合格しました

ブログでの報告が遅くなりました。今までジェネクサス・ジャパン社公認教育講師を努めてきましたが、去る2012年4月末にウルグアイまで渡航してArtech社のGeneXusインストラクター試験を受け、見事合格しました。
これでワールドワイドでGeneXus教育が出来るインストラクター(GeneXusマスター)となりました。


試験合格後、認定証を受け取り記念撮影。Artech本社にて


インストラクター認定証。合格ラインは正答率70%。私は80%でした。

インストラクター試験に関しては現在日本では開催されておらず、なかなか受けるチャンスが無かったのですが、今年3月に来日したArtech社テクニカルマネージャーのGonzalo Echague氏に「インストラクター資格を取りたいのだけれど、どうしたら取れる?」と聞いた所、「ウルグアイに来れば試験が受けられるよ。横井だったら大丈夫じゃない?」なんともあっさりとした回答が・・・
そりゃぁ現地に行けば受験できるのはわかるけど、9月のインターナショナルミーティングまではまだ期間があるし・・と普通なら諦める所でしたが、ひょんな事(Fabian
結婚式に出席!!)から4月末にウルグアイに渡航する事になり(これはまた別の投稿で書きます)、だったら一緒にインストラクター試験を受けない手はない!!とチャレンジする事になりました。

しかし「インストラクター試験ってどんな試験なの?」って事前情報が全く無い中、Artech社のトレーニングサイトで試験に関する説明を見てみると...




Prerequisite: Having passed the GeneXus Senior Analyst certification exam.

Considerations: Candidates who want to obtain the GeneXus Instructor certificate must prepare the entire GeneXus
Course asif they had to teach it to students. They must be knowledgeable about all the concepts related to GeneXus,
including the corresponding definitions. They need to be able to answer questions and explain the reason why something
is correct or not. To obtain this certification, merely saying that “this shouldn’t be done in this way, the right way to do it is
this other way” is not enough. An instructor needs to identify the error behind it and explain the concept so the student
doesn't make the same mistake again. An instructor not only needs good technical skills (master the tool and show that
he knows how to use it), he has to be able to teach all the concepts involved. In addition, when a student asks a question
about a specific example, he must be able to realize that the problem may go beyond the scope of that example in particular,
and that the student may not understand a certain topic/concept and needs to have it explained again.

Study materials + Requirements: Prepare the entire GeneXus Course in order to teach it + experience, deep knowledge and teaching skills.

Examination: Oral, in-person examination of approximately 1 hour, administered exclusively by Artech’s staff.

試験は面接形式、GeneXusのコンセプトから始まってGeneXus教育の説明の仕方、生徒からの質問に対する答え方など、単純に技術をマスタしていれば良いわけでは無く、まさにインストラクターとしての資質を問われる試験です。
とはいえ、具体的な試験内容は一向に判らないまま、ただひたすらGeneXusシニアアナリスト試験の問題と解答を徹底的に頭にたたき込む事しか事前準備できませんでした。



そして試験当日、Artech本社の小さな会議室に通され試験が始まるのを待っていると、二人の試験官が入ってきました。手にしていた紙をバサッと机に置きながら「さあ試験を始めようか」と試験官。しかし、机に置かれた紙は真っ白なただのコピー用紙でした。
「????」状況が飲み込めずにいると「ここはGeneXus教育コースの現場だ。私は生徒、君は先生。これから生徒として質問するから先生として生徒が理解できる様に説明をしてくれ」と言いながら、彼は紙にトランザクションストラクチャーを書き始めました。
「いや〜そう来たか!!」そこからは脳みそフル回転で問題の答え(の説明の仕方)を考えつつ、つたない英語で出来うる限りの説明をしました。


2つ3つ問題をこなすうちに段々慣れてきて「ひょっとしたら行けるかも?!」と思ったとたんに落とし穴が待ち受けていました。試験官がマルチ参照のサブタイプに関するダイアグラムを書き始めたので「これは基礎教育のテキストにある問題だな」とピンと来て、答えとなるモデルを書き始めたら、「横井、それは技術的な答えとしては正しいが、それでは指導者ではない。生徒はそもそもなぜその正解モデルになるのかは理解していないのだよ。まずは生徒の理解度を確認し、何が問題か認識をさせ、その上で正解に導かなければ理解する事はできないよ」と、きつい一言。

こうして2時間以上にわたる試験が終了し、試験官は評価の為に一旦退席。数分で戻ってくるよと言われましたが、その待っている時間の長いこと長いこと。最後の問題の対応がまずかったので「合格は難しいな・・」と思いつつも、右も左もわからないまま試験に挑んだ身としては「もし不合格だったら次はどうやったら合格するか見当もつかないな・・」と一人会議室で頭を抱えていたのでした。

会議室の扉が開き試験官が入ってきました。「二人で話し合った結果、君はインストラクター試験に合格したよ」と右手を差し出されました。あまりにもあっさりとした合格通知に一瞬止まりましたが、すぐさまガッツポーズに。「Muchas gracias!!!(ありがとう)」と言いながらお礼の握手と感謝のHugを二人としました。
試験官としての評論は「技術的には全く問題無い。ただ、インストラクターは生徒に教えることが本業だ。最後の問題はワーストケースの答え方だったね。合格ラインには達しているからこれからも指導の仕方をトレーニングしていきなさい。生徒は一度の説明では大抵理解できないものだ。一つの問題(質問)に対していくつかの説明の仕方を持っているといいよ。」
ごもっともの評価です。ただこれはGeneXusインストラクターだけではなく、教育指導をする身としては全てに通じる事だと思います。

実際に試験に使われたコピー用紙。
トランザクションのストラクチャーやデータモデル図が書いてある。
合格の記念にもらってきました。

インストラクター試験を終えて...
もちろん、試験に合格した事は目標だったし嬉しかったのですが、それ以上に「チャレンジした」事が自分にとっては大きな成果だったと思います。 そもそも試験を受けるために地球の反対側まで行くなんて・・Echagueのアドバイスはたまたまだったのかもしれません。Fabianの結婚式もしかりです。でも、「こうなりたい」という思いを強く持ち行動することで夢は現実化するのだという事が身をもって体験できました。


Artech社のトレーニングサイトで認定試験の合格者を検索すると掲載されています。
Evolution1のインストラクターは日本では2人目
http://training.genexus.com/certifications-63/certified-technicians-list?en




おまけ
試験に合格したご褒美にEchagueがランチにバーベキューをご馳走してくれました。

アサドという肉の盛り合わせ。1皿2〜3人前

右がEchague氏。感謝、感謝です。


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