artech社にて現在開発中の次期バージョン(開発コード名:Evolution1(エボリューションワン))のRelease Candidate(製品候補版) 2 が公開されました。
昨年の9月からCTP(コミュニケーション・テクニカル・プレビュー)→ベータ→RCと開発が進んできましたが、新規機能としてはほぼ出揃った形になります。
※注意 当情報はまだ正式リリース前の製品情報であり、正式リリース時には変更される場合もあります。あらかじめご了承ください。
主なトピックとしては以下の通りです。
RC2になって追加されたトピックですので、「そもそもGXserverとは?」といった情報は不足していると思いますが、9月に開催されるインターナショナルミーティングで詳細な発表があると思いますので、詳しい情報は追ってアップしていきたいと思います。
GXserver & チーム開発:
・GXserverに認証機能が追加されました。ユーザーロールベースでの権限付けも可能です。
・GXserverにてナレッジベース上のwikiドキュメントの編集が可能になりました。
・GXserverにてバージョンのフリーズ、開発バージョンの作成が可能になりました。
・サーバーにコミット時、任意のオブジェクトのコミットを除外する機能が追加されました(ローカルテスト時に有効な機能)
・操作性の向上と操作中のインフォメーションを強化しました。
・GXserverにてオブジェクトへのリンクが追加されました。チームメンバー間でのコミュニケーションに有効です。
・GXserverの拡張性を容易化
IDE:
・ナレッジベースバージョン間のマージ機能
・全般的なパフォーマンスの改善(影響分析、パターンの適用、正規化処理、ビルドプロセスなど)
・生成されるコードの最適化(可読性とパフォーマンス)
・ビジネスプロセスダイアグラムのイメージ保存と印刷機能
言語とコア機能
・新しい項目属性(アトリビュート)のプロパティ"Show in Default Forms" ストラクチャー(構造)とフォーム(画面)での動的変更を保護
・再編成処理に"-donotexecute"パラメータ追加
ユーザーインターフェイス
・新ユーザーコントロールが追加
・FBHoverPanel
・Scheduler
・Ajaxセキュリティオプションの追加
・トランザクションオブジェクトでの明細行削除UIの改善
・PopUpウインドウのOUT、INOUTパラメータのサポート
既存のGeneXus Xと共存可能ですので、既存のユーザーの皆様も是非この機会にダウンロード・インストールし、評価・検証をして頂ければと思います。
Evolution1とGXserverのライセンスは既存のXのライセンスとは別にベータテスト用のライセンスです。Technicalアカウントを持っている方であれば、オンラインですぐにライセンスが発行されます。
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